Appleが提供する最新のモバイルオペレーティングシステム「iOS 17.3」が登場しました。まだアップデートしていないユーザーは、「設定 > 一般 > ソフトウェアアップデート」から手動でダウンロードと更新が可能です。
今回のバージョンでは、システムのマルチタスク処理能力の強化やバグ修正を中心に、日常生活をより便利にする多彩な新機能や改良が盛り込まれています。
目次
- 電話
- メッセージ
- FaceTime
- スタンバイ
- ウィジェット
- AirDrop
- Safariとパスワード
- ミュージック
- AirPlay
- AirPods
- マップ
- ヘルスケア
- プライバシー
- アクセシビリティ
- その他の機能と改善点
電話
- 連絡先ポスター:自分が相手に電話をかけた際、相手のデバイス上にどのように表示されるかをポスター形式で自由にカスタマイズ可能。
メッセージ
- ステッカーの統合:iMessageアプリ内で「ライブステッカー」、Memoji、Animoji、絵文字ステッカー、サードパーティ製ステッカーが一箇所に集約。
- 写真や動画の被写体を長押しして切り抜き、「シャイニー」「立体」「コミック」「アウトライン」などのエフェクトを加えた「ライブステッカー」が作成可能。
- チェックイン(到着確認):目的地に無事到着した際に家族や友人に自動通知。移動に遅延が生じた場合には位置情報などの役立つ情報を共有。
- 音声メッセージの文字起こし:受信した音声メッセージが自動でテキスト化され、その場ですぐに内容を確認可能。
- 検索機能の強化:連絡先、キーワード、写真やリンクなどのフィルターを組み合わせて目的のメッセージを迅速に検索。
- メッセージの吹き出しを右にスワイプするだけでインライン返信が可能。
- 「自動入力」で認証コードを使用後、ワンタイムパスワードがメッセージアプリから自動的に削除される機能を追加。
FaceTime
- 相手がFaceTime通話に出られない場合、簡潔なビデオメッセージや音声メッセージを残すことが可能。
- iPhoneを外部カメラとして使い、Apple TV上でFaceTime通話を楽しむことが可能(Apple TV 4K 第2世代以降)。
- リアクション:通話中に手のジェスチャーを行うことで、ハート、風船、紙吹雪などの3Dエフェクトが画面上に発動。
- ビデオエフェクトで「スタジオ照明」や「ポートレート」モードの適用強度を微調整可能。
スタンバイ
- iPhoneを横向きに置いて充電している際、離れた場所からでも時刻、写真、ウィジェットを一目で確認できる全画面ディスプレイ体験を提供。
- 時計:デジタル、アナログ、ソーラー、フロート、世界時計などのスタイルが選べ、アクセントカラーのカスタマイズが可能。
- 写真:ベストショットの自動シャッフルや、特定のアルバム表示に対応。
- ウィジェット:「スマートスタック」により、状況に応じた最適な情報が適切なタイミングで自動表示。
- 夜間モード:暗い環境では時計や写真が目に優しい赤色トーンで表示。
- MagSafe充電器ごとに好みの表示形式(時計、写真、ウィジェット)を記憶。
ウィジェット
- インタラクティブウィジェット:ホーム画面、ロック画面、スタンバイ上のウィジェットをタップするだけで、リマインダーの完了チェックなどを直接操作可能。
- Mac上のiPhoneウィジェット:Macのデスクトップ上にiPhoneのウィジェットを直接配置可能。
AirDrop
- NameDrop:iPhone同士を近づけるだけで、新しく出会った相手とスムーズに連絡先情報を交換。
- iPhone同士を近づける新しいジェスチャーにより、AirDropによるコンテンツ共有やSharePlayセッションの開始がより直感的に。
Safariとパスワード
- プロファイル機能:「仕事用」と「プライベート用」などのブラウジング環境を分離し、履歴、Cookie、拡張機能、タブグループ、お気に入りを個別に管理。
- 強化されたプライベートブラウズ:使用していないプライベートブラウズウィンドウをFace ID/Touch IDでロック。既知のトラッカーの読み込みをブロックし、URL内の識別トラッキングパラメータを自動削除。
- パスワードとパスキーの共有:信頼できる連絡先グループを作成してパスワードを安全に共有。メンバーによる変更もリアルタイムに同期。
- メールアプリで受信したワンタイム認証コードをSafari上で自動入力。
ミュージック
- SharePlay:車内にいる全員がそれぞれのデバイスから手軽にApple Musicの再生や選曲をコントロール可能。
- クロスフェード:再生中の曲がフェードアウトしながら次の曲がフェードインし、音楽を途切れることなくシームレスに再生。
AirPlay
- インテリジェントなAirPlayデバイスリストが、利用傾向に基づいて関連性の高い順にデバイスを表示。
- 推奨されるAirPlay接続が通知としてタイムリーに提案され、スムーズな接続を実現。
- 最も関連性の高い対応機器との間で接続が自動確立され、タップするだけですぐに再生開始。
AirPods
- アダプティブオーディオ:「アクティブノイズキャンセリング」と「外部音取り込みモード」を周囲の環境に合わせて動的にブレンド(AirPods Pro 第2世代、ファームウェア6A300以降)。
- パーソナライズされた音量:環境やリスニングの好みに応じてメディア音量を自動最適化。
- 会話感知:話し始めるとメディア音量を自動で下げ、前方の人の声を強調しつつ背景ノイズを低減。
- 通話中に軸部分(ステム)またはDigital Crownを押すことでマイクのミュート/解除を素早く切り替え。
マップ
- オフラインマップ:指定エリアの詳細な地図情報を事前にダウンロードし、通信圏外でもナビゲーションや検索が可能。
- 電気自動車(EV)向けルーティングが改良され、対応充電スタンドのリアルタイム空き状況を反映したルート案内を提供。
ヘルスケア
- 「心の状態」の記録:瞬間的な感情や1日の気分を記録し、影響を与えている要因や感情を可視化。
- インタラクティブなグラフを通じて気分の推移や、運動・睡眠・マインドフル時間との相関関係を分析。
- うつや不安症のリスクをセルフチェックできるメンタルヘルス評価機能。
- 「画面からの距離」:TrueDepthカメラを活用し、画面に近づきすぎた際に離すよう促すことで、眼精疲労の軽減と子どもの近視リスクを低減。
プライバシー
- センシティブな内容の警告:メッセージやAirDrop、連絡先ポスターなどで露出度の高い不適切な画像が表示される前に警告。
- コミュニケーションの安全性:子どもが不適切な画像や動画を送受信しようとした際に検知・ブロックする保護機能を強化。
- 写真ピッカーのインライン化やカレンダーへの追加専用権限など、アプリと共有するデータの管理権限を細分化。
- メッセージ、メール、Safariプライベートブラウズで共有されるリンクからトラッキング識別子を自動除去。
アクセシビリティ
- アシスティブアクセス:電話、FaceTime、メッセージ、カメラ、写真、ミュージックなどの機能を極限までシンプルにし、大きな文字やわかりやすいボタンで認知負荷を軽減。
- ライブスピーチ:入力したテキストを電話やFaceTime、対面の会話で合成音声として読み上げ。
- 拡大鏡の検出モードで「ポイントして読み上げ」を利用し、家電製品のボタンやドアのテンキーなどの小さな文字をiPhoneが読み上げ。
その他の機能と改善点
- 写真アプリの「ピープル」アルバムで、ペット(犬や猫)も家族や友人と同様に個別に認識・分類。
- 写真アプリのウィジェットで、特定のアルバムを選択して表示可能に。
- 「探す」アプリでAirTagや対応アクセサリを最大5人と共有可能。
- 「ホーム」アプリのアクティビティ履歴で、ドアロックやガレージドア、防犯センサーの動作ログを確認可能。
- メモアプリ内でPDFやスキャン文書をフル幅でインライン表示し、マークアップも手軽に。
- キーボードに「後光」「冷笑」「のぞき見」などの新しいMemojiステッカーを追加。
- Spotlight検索で、アプリ検索時に次に実行したい操作へのショートカットを提案。
- フィットネスアプリの「共有」タブが刷新され、友人のワークアウト記録やバッジ獲得ハイライトを表示。
- Apple IDに登録されている任意のメールアドレスや電話番号でのサインインに対応。
- フリーボードに万年筆、水彩ブラシ、定規などの新しい描画ツールを追加。
- 衝突事故検出アルゴリズムの最適化(iPhone 14およびiPhone 14 Proシリーズ)。
※一部の機能は地域や対応機種によって利用できない場合があります。詳細はApple公式サイトをご確認ください。
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