この剣獅(ケンシー)の外観や佇まいからは、道を尊び法を奉じる正気が感じられ、人々に魔除け、鎮魂、そして招福の変わらぬ加護をもたらしている。ここでは「恒常」の「恒」と同音異体字である「横」を用い、この剣獅が木彫の精巧なデザインを備えているだけでなく、古代の先聖・荀子が『礼論』の中で説いた「衡誠に懸かれば、則ち軽重を以て欺くべからず(秤が公正に掛けられていれば、軽重を偽ることはできない)」という公平・公正の理念を宿していることを表現している。

本記事は、2007年台南(中華民国台湾省)「府城行春網」文学創作コンテストへの応募作品です。

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