まさにあの光だ(指差し)! かつて自動車のファンフォーラムで目にしたあるオーナーの書き込み――「愛車に足りない部分があるからこそ、私たちは知恵を絞って補い、強化しなければならないのだ……」。この言葉には心の底から深く共感させられた。
しかし、クルマそのものの不足やスペックの物足りなさは、ある程度は車両価格にそのまま反映されているものだ。だから私自身はそれをクルマの欠陥だとは思っておらず、むしろ自分たちの要求水準が高すぎるだけなのだと思っている(遠い目)。
新車で購入した愛車もすでに3年のメーカー保証期間を終えた。そこで最近は大学院の研究生活の合間を縫って、愛車に手を加えてリフレッシュしてみようと思い立った。とはいえ、私がクルマに求めるのは動力性能よりも快適性と見た目の美しさだ。そのためエンジン周りに関しては、「イリジウムプラグ」への交換、上質なエンジンオイルによる定期メンテナンス、たまの添加剤投入、そして時々高価な98無鉛ガソリンを入れてフューエルラインを洗浄するくらいで、これ以上の大きな改造を加えるつもりはない。
なにしろ、本当に圧倒的な走行性能を持つクルマが欲しいのであれば、時間とお金を費やして市販車を無理にチューニングするよりも、最初からスーパーカーを購入する方がよほど現実的だからだ(苦笑)。
さて、今回の車載電子工作は、グローブボックスに潜むささやかな不満点――「照明がない」という課題を解消すべく、回路設計と試作に挑戦したものだ。
下の写真にある初号機「ブラックバージョン」はテスト用の試作品だが、見事に失敗に終わってしまった。新調したガス式ハンダごてを初めて使ってみたところ温度調整の加減が非常に難しく、過熱時間が長引きすぎた結果、高輝度発光ダイオード(LED)が1個焼き切れてしまったのだ。6個中3個しか点灯しなくなってしまった(回路は3個1組×2系統の並列設計)。
「ブラックバージョン」LED グリーン試験管ライトの試作テスト版
続いて下の写真は2号機となる「シルバーバージョン」だ。使い慣れた専用の電気ハンダごてに戻したところ温度管理も安定し、今回はあっという間にスムーズに完成させることができた。
さらにロングレバー付きのマイクロスイッチを追加し、レバー部分を絶妙な角度に曲げてグローブボックス内の最適な位置へ配置。これにより、ボックスを開けた瞬間に試験管ライトがグリーンに発光し、手元を優しく照らしてくれるようになった。
「シルバーバージョン」LED グリーン試験管ライトの完成・組み込み版
それにしても、最初に失敗したブラックバージョンは正直かなり悔やまれる。今回使用した「ピラニア型LED」は、数日前に横着をして淡水(新北市)の街中にある電子パーツ店で調達したものだったからだ。
淡水の電子パーツ店が台北市内のパーツ街に比べてかなり割高なのは知っていたが、まさかここまで暴利だとは思わなかった。数倍どころではない(1個25元。ネット通販大手の良興電子では5個で38元である)。
今回の試験管ライトを急に思い立って作り始めなければ、おそらく一生あのお店で買い物をすることはなかっただろう。そのうえ、販売している部品のデータシート(仕様書)を客に見せてくれないどころか、店主は型番や定格電圧すら把握していなかった。一体どうやって長年営業を続けられているのか不思議でならない。
昔、新埔工業専科学校(現在の聖約翰科技大学)の電子工学科に通っていた学生時代は、よくあのお店に通い詰めたものだったのだが。
思わず失笑してしまったのは、少し値引きをお願いしようとした際、女将さんがわざとらしく困った顔をして「これがもう限界の底値なのよ」と言い放ったことだ(嘘をおっしゃい)。それを聞いて完全に言葉を失ってしまった。その時は機嫌が良かったので口論するのも億劫になり、それ以上突っ込むのはやめた。いずれにせよ、この散々な買い物体験をブログで実名さながらのショートエッセイとして公開してやろうと心に決めていたからだ(あの法外な価格は、このお店の宣伝広告費だと思っておくことにしよう)。
独自の視点と客観的な報道を、あなたの温かい支援で
表面的なトレンドやアルゴリズムに流されず、事実と深い洞察に基づいた独立した記事をお届けし続けるために。
質の高いオリジナル記事と独立した運営を続けるため、1回のみ、または毎月のご支援をGoogleの安全な決済でお願いいたします。
お支払いはGoogleにより安全に処理されます · いつでも管理・解約できます



コメント