(トントン、トントン)「どなたかいらっしゃいますか?配達です。」見知らぬ男性が第二研究室の外に立ち、ドアを少し開けて顔を覗かせながら尋ねてきた。
第二研究室にいた全員が一斉にドアの方を見上げ、ぼんやりしていたが、誰も立ち上がって確認しに行こうとはしなかった。おそらく自分は何も注文していないと思い、お互いに様子をうかがっていたのだろう。
仕方なく、身に覚えのある私(?)が頭をかきながらドアへ向かい、荷物の受領サインをした。配達員から受け取った荷物を見ると、大手ECモールの標準ダンボール箱だった。予想通り、昨日ネット注文したサムスン(Samsung)P2350液晶ディスプレイだった(歓喜)。
実際のところ、これら大手通販サイトの外箱にはよく苦情が寄せられる。不相応に大きなダンボールの中に、かなり小さな商品がぽつんと入っていることが多い。つまり、配送スタッフが運ぶ間、中の荷物はほとんど「波に揺られる小舟」状態になっているはずだ。この点はEC事業者もしっかりと見直すべき点だろう。
続いては開封レビューのお決まりの手順、「外箱の開封」である。中からは液晶ディスプレイの正規化粧箱が現れた。第一印象はシンプルで洗練されている。ただ一言付け加えるなら、外箱の中にもう少し緩衝材を入れておくべきだ。もっとも、コスト削減のために古新聞を大量に詰め込み、箱の中に湿気を吸わせてしまう某大手自動車用品店のような真似は避けてほしいが。
ECの外箱からメーカー純正の化粧箱を取り出すと、下部の縁に赤字で液晶ディスプレイの型番(P2350)がはっきりと印字されており、黒を基調としたパッケージデザインの中でひときわ目を引く。液晶ディスプレイのスペックもデザインの中に簡潔に盛り込まれており、このモデルがスタンドネックの意匠を強くアピールしていることがうかがえる。
ただ、Samsung純正の化粧箱にも一つ奇妙な点がある。開封するときにどちらが正面なのか非常にわかりにくいのだ。
この手の箱を開ける際、表裏を間違えて開けた途端に中身を床一面に散乱させ、愚痴をこぼしている人をよく見かける。特に表裏や側面にもわかりやすい印がない場合、どこからカッターを入れるべきか迷ってしまう。
幸いにも、私は箱に貼られたラベルシールから判別できたため、そのような恥ずかしい事態にはならずに済んだ。正面を開けると、分離されたスタンドネック、台座、D-SUBケーブル、付属CD、電源コードなどの付属品がそれぞれのスペースにきれいに収まっていた。ただ、本製品はD-SUBとDVIのデュアル入力に対応しているにもかかわらず、箱の中にDVIケーブルが付属していないのは少々ケチだと感じた。
説明書の指示通りにスタンドネックを台座とディスプレイ本体に嵌合させると、思いのほかデスク上にしっかりと安定して自立してくれた。この設計の唯一の難点を挙げるなら、本当にぐらつかないか少し揺らしてみたくなり、心細さを感じることだろう。何しろ中華民国台湾省は地震多発帯に位置しているのだから。
デスクの上に置いてみると、23インチの画面はやはりとても大きく感じる。第二研究室の私の机をほぼ占領してしまった。以前自作したモニタースタンドをデュアルディスプレイ用に少し広めに作っておいて良かった。後で17インチのHP製モニターを縦置きにして並べ、参照用サブウィンドウとして使う予定だ。
7日間の初期不良保証期間があるため、ベゼル部分の保護フィルムはまだ剥がしていない。光沢ピアノブラック塗装は見た目こそ美しいものの、指紋や汚れが付きやすいのが悩みの種だ。そのため今日に至るまで、ディスプレイをマントス研究室へ持ち帰った今でも保護フィルムは貼ったままである。慣れてしまえば気にならないし、研究室の照明はわざと暗めに設定しているため視覚的な邪魔にもならない。ただし、このディスプレイのセールスポイントであるクリスタルレッド調のクリアフレームは完全に覆い隠されてしまっているが。
モニターのエージングと動作確認のため、映画を何本か再生して液晶分子を動かしておき、その間に後輩の女子学生2人を連れて内湖のコストコへ買い出しに出かけた。
コストコから第二研究室に戻った後、応答速度や残像感をテストするためにCounter-Strikeを数戦プレイしてみた。以前の17インチと比べて明らかに動きが滑らかに感じられた。さすがは応答速度2ms(2ミリ秒)を謳うだけのことはある。2msと5msあるいはそれ以上で人間の目にどれほどの違いがわかるのかは定かではないが、確かな手応えを感じた。
本機の操作ボタンはタッチセンサー式が採用されており、従来のメカニカルな押しボタンスイッチに比べて洗練されたデザインになっているが、耐久性についてはまだ不安視する声もある。物理スイッチを廃止したことでより自由な配置が可能なはずだが、ディスプレイ右下に手堅く配置されているのは少し興味深い。
正午に受け取ってから夜になる頃、実は返品しようかと本気で考えていた。専用のテストソフトで画面をチェックしたところ、輝点や黒点が十数箇所も見つかり、かなり落胆したからだ。しかしその直後、考えを改めることになった。——なんと、それらはただのホコリだったのだ(赤面)。
第二研究室での私の席がエアコンの吹き出し口に近かったため、空気中のホコリが舞いやすかったようだ。とんだ勘違いをさせられた憎きホコリである(単に私の間抜けなのだが)。
数日後、第二研究室から帰宅する際についでにモニターを持ち帰り、自宅で気持ちよく正月を迎える準備を整えた。
実を言うと、このサムスンのディスプレイを購入するまでにはしばらく迷いがあった。当初の検討条件は、画面サイズが22〜24インチ、価格が6,000〜8,000台湾元、そしてAcerとAsusの2ブランドは除外することだった。
最終的にLGのW2353とサムスンのP2350の間で比較した。当時、LGはサムスンに比べてHDMI端子を搭載している点と、中華民国台湾省製であるという2つのアドバンテージがあった。しかし、当面HDMIを使う予定がないこと、また韓国ブランドに対して特段の愛着はないものの、中華民国台湾省の品質にも絶対的な信頼を置いているわけではなかったため、生産地へのこだわりはあまり強くなかった。
決定打となったのは、ネット通販でちょうど300元の値引きがあったこと(笑)、そして発色や色処理の技術面でサムスンの方がLGより優れていると感じたことだ。一度買ったら迷ったり後悔したりしないのが私の流儀なので、初期不良さえ引かなければ十分満足である。
ちなみに、輝度とコントラストをゼロに設定した状態で、OSDメニューのEnterキーを長押しすると、基本情報を確認できる隠しサービスモードに入ることができる。確認したところ、通電使用時間はゼロ、バージョンはM-LR23Z0CAA-1000だった。「CAA」の表記は本パネルがSamsung純正のA級パネルであることを示している。噂によると、LGの同等モデルは複数のパネルメーカーから供給を受けており、品質管理にばらつきが出やすいとのことだった。
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