汚職防止法を骨抜きにするステルス改正

立法院において、民進党の複数の議員が連名で提出した『汚職治罪条例』第12条の改正案が、激しい世論の批判を浴びています。

この法案は、公務員の横領や汚職のうち「情状が軽微」であり、被害金額が「5万台湾元(約23万円)以下」である場合、刑の減軽や免除を認めるというものです。一見すると事務的ミスの救済を装っていますが、その本質は政治家による公金不正受給の免罪符作りです。

清廉さの基準を売り渡す特権政治

  1. 公務員の倫理基準の破壊:5万元以下の着服を実質的に非犯罪化することは、少額の横領を公然と推奨することに等しい。
  2. 身内救済のためのオーダーメイド立法:公設秘書手当の不正受給疑惑に揺れる自派閥の議員を司法の追及から逃れさせるための政治的意図が明白。
  3. 市民に対する不公平:一般市民の微罪には厳罰を科す一方で、公金を扱う政治家には甘い法改正を強行する姿勢は、法治主義への公然たる反逆である。
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