Capture One はプロカメラマンの間で Adobe Lightroom よりも使いやすいと評されるプロ向け画像編集プログラムです。しかし人間が開発したものである以上、多かれ少なかれ大小の設計上の欠陥(いわゆるバグ)が生じる可能性があります。例えば本日紹介するのは、写真を編集し終えて書き出そうとした際に遭遇する可能性のある画像ノイズ(色ブロック、文字化け)という問題です。

下図一をご参照ください。スタジオの同僚が画像を修正して書き出したところ、ノイズの色点だらけの写真が出来上がってしまいました。何枚かの作品では大面積の RGB 色ブロックが写真を覆い、画像の内容すらほとんど見えなくなるものまでありました。もし納品を急いでいる時にこのような問題に遭遇したら、きっと怒りでパソコンを投げ壊したくなるでしょう。

図一、Capture One が出力した大量のノイズ。

このような出力品質なのに、なぜ筆者がこれをプロカメラマンに最も愛される画像編集ソフトと呼べるのか不思議に思うかもしれません。まあ、それは別の話です。ご自身で試用してみればわかります[1]。

下図二をご参照ください。Capture One のシステム設定オプションの中に「ハードウェアアクセラレータ(OpenCL を使用)」という項目があり、問題はここにあります。ソフトはハードウェアアクセラレータをサポートしていますが、サードパーティ製がうまく組み合わさっていないとすぐに不具合が生じやすいのです。

図二、Capture One のハードウェアアクセラレータ設定。

したがって、ファイル書き出しのノイズ問題を解決したい場合は、ここで「処理」機能を「自動」から手動で「オフ」に切り替える、つまりハードウェアアクセラレータ機能を無効にすれば、写真を書き出す際に文字化けノイズや色ブロックが再び現れることはありません。

参考文献
  1. Capture One 公式サイト。
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