新型コロナウイルス(COVID-19、通称武漢ウイルス)の猛威により、人々は医療用マスク(サージカルマスク)や75度アルコール手指消毒剤[1]が買えない中、当然マスクを再利用できないか[2]と考え始める。

最近、いわゆる専門家や学者が次々と名乗りを上げ、あのインフルエンサーのように素早く知名度を稼ごうと、アルコールを噴霧したり加熱したりしてウイルスを殺し、マスクの使用時間を延ばす方法を皆に教えている。

しかし現代の医療用マスク(サージカルマスク、N95マスク)が細菌やウイルスをろ過する方式は、一つ一つの穴に一つずつ当てはまるような不織布の孔径の大きさによるものではない。

言い換えれば、医療用マスクのろ過方式は完全に構造的なろ過によるものではない。さもなければ、ウイルスの大きさからして、より小さな孔径の不織布を設計しようものなら、装着者は基本的に呼吸が非常に困難になるだろう。

ウイルスが「ろ過性ウイルス」と呼ばれるのは、当初ウイルスが発見されたとき、医学界がウイルスが当時細菌を遮断するために設計されたフィルターを堂々と通過できることに偶然気づいたからであり、これからウイルスがいかに小さいかが分かる。

実際、現代の医療用マスクが本当にろ過に用いる方式は静電気による吸引であり、そのため静電式マスクとも呼べる。三層式サージカルマスクで見ると、最も外側の層は防水層、第三層は使用者が快適に装着できる快適層、中間の第二層が最も重要な層で、同じく不織布ではあるが、実は静電綿とも呼べ、静電気で外界の飛沫微粒子を吸着する。

そして静電気材料が最も苦手とする以下の三つの環境と物質がある。

  1. 高熱;
  2. 湿気;および
  3. 有機溶剤。

これら三つは静電層の静電気吸引力を弱める効果があるため、(?)医師が教えるアルコール噴霧(有機溶剤)であれ、炊飯器での加熱(一般家庭の炊飯器には汚れがあり、実験室の研究効果を再現できるとは言い難い)であれ、消毒殺菌の目的は達成できても、同様にマスクの防護能力を弱めてしまう。滅菌後はずっと再利用できるなどと決して思ってはいけない。

特に近代の不織布素材は実はポリプロピレン、ポリエチレンといったプラスチック材料で作られており、高濃度アルコールは高效な溶剤で、この二つはまさに宿命の敵同士なのだ!筆者の学生時代、あるときアルコール(基板拭き用)とプラスチックケース(基板収納用)を持ち歩いていたところ、アルコールがリュックの中でこぼれ、見事にケースを崩壊させてしまった。

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