以前、台湾マクドナルドを装った不審な広告事例「台湾マクドナルドのFacebook広告は詐欺か公式キャンペーンか?」を取り上げましたが、今回は世界的に広く親しまれている大手コンビニ「セブン-イレブン(7-Eleven)」の名を騙る当選詐欺メッセージが確認されました。
今回送られてきた偽メッセージには、次のような文面が記されていました。「台湾にセブン-イレブンが誕生して41年、皆様なしには成し得ませんでした。41周年を記念し、今回は特別にギフト券をプレゼントいたします。✌」
添付された短縮リンクをタップすると、詐欺グループが Google フォームで作成したアンケート画面が表示されます。提示された質問は以下の3点です。
- コンビニエンスストアで頻繁に買い物をしますか?
- 自宅の近くにセブン-イレブンの店舗はありますか?
- 朝7時から夜11時までの間にどのくらいの頻度で買い物をしますか?(※詐欺グループが質問内容を思いつかなくなったような不自然な質問です。)
これら3つの設問に回答すると、カバー画像のような虚偽の当選画面が現れ、太っ腹にも「10,000米ドル相当のギフト券が11枚当選した」と表示されます。
日本語や中国語の表現が極めて不自然であり、海外の詐欺グループが機械翻訳ソフトを使ってでっち上げた低レベルな手口であることは明白です。
メッセージに記載された bit.ly 短縮URLを追跡したところ、詐欺グループは2017年に取得された weighting-gentosh.com というドメインを中間リダイレクトハブとして悪用し、そこから別の怪しいアンケート収集サイト(tw-superdraw-61.com)へと転送していました。
ドメイン登録情報を調査したところ、実態を隠蔽するプライバシー保護サービスが利用されており、正当な用途は一切確認できず、実質的に悪意あるフィッシング用ドメインと断定できます。
このサーバー群は、Amazon AWS のドイツ・データセンター(A100 ROW GmbH、IP: 3.120.230.228)やインドの Amazon Data Services India(IP: 3.6.234.252)に分散配置されていました。
誘導先のページを進めると、ポイント獲得サイトやマッチングアプリ、通信教育雑誌など、全面的なアフィリエイト広告が表示されます。ユーザーが「無料」の甘い言葉に誘われて個人情報を入力するたび、詐欺グループに広告報酬が転がり込む構造です。
要するに、自らの貴重な個人情報を詐欺師や悪質な広告仲介業者へ差し出してしまうリスクがあるため、見覚えのない当選キャンペーンには十分警戒してください。
独自の視点と客観的な報道を、あなたの温かい支援で
表面的なトレンドやアルゴリズムに流されず、事実と深い洞察に基づいた独立した記事をお届けし続けるために。
質の高いオリジナル記事と独立した運営を続けるため、1回のみ、または毎月のご支援をGoogleの安全な決済でお願いいたします。
お支払いはGoogleにより安全に処理されます · いつでも管理・解約できます




コメント