1970年(昭和45年)、アジアで初めて開催された国際博覧会「日本万国博覧会(大阪万博、EXPO ‘70)」。テーマは「人類の進歩と調和」でした。

岡本太郎がデザインした巨大な「太陽の塔」がそびえ立つ会場には、半年間で延べ6,400万人以上の来場者が詰めかけ、戦後日本の高度経済成長と科学技術の躍進を世界に強く印象づけました。

現代の日常になった万博の展示技術

大阪万博は単なるイベントにとどまらず、21世紀の社会インフラの実験場でもありました:

  • 動く歩道とモノレール:広大な会場内を結んだ交通システム。
  • ワイヤレス電話とテレビ電話:後の携帯電話やオンラインミーティングの原型。
  • アポロ11号が持ち帰った「月の石」:アメリカ館で数時間待ちの行列を作った宇宙時代の象徴。
  • 缶コーヒーやファストフードの普及:UCCの缶コーヒーやケンタッキーフライドチキンが全国展開の契機を掴んだ。

あの時代が放っていた熱狂と未来への確信は、半世紀を経た現代においても、イノベーションの本質を考える上で尽きないインスピレーションを与え続けています。

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