勇者・迷走客は、かつて『ロード・オブ・ザ・リング』の戦場となった中つ国の大陸を冒険していた。スリル満点の探検の道中、勇者が出会ったのは――白い巨獣を手なずけた女戦士、いつも得体の知れない食べ物を口にしている妖艶な魔法使い、教会から追放され暗黒街で名を馳せたと噂される武闘派神父、恐怖を覚えるレベルの超天然放浪プリンセス、転職を図ったつもりが負担が増えただけの本職メカニック兼パート料理人、そして非営利・非政府組織(NGO)に憧れる人当たりの良い商人だった。
勇者と彼ら6人は、凶悪なモンスターが出没する古い屋敷に集い、共に平和を守ることを誓った。各地を略奪し……いや言い間違えた、NPCの家に入り込んでタンスを漁り(似たようなものだが)、道中で遭遇するあらゆる魔物を退治した。例えばジャンクフードをハトの魔物に与えたり、ハムスティックで猫又を手なずけたり、全員で羊の群れを追いかけ回しては追いつけなかったり。
しかしある日、闇の魔王が放った秘密の「HYGGE(ヒュッゲ)」の魔法攻撃を受け、7人は毎夜泥酔し、日夜豪勢な食事に明け暮れた。その結果、ついにモンスターたちの返り討ちに遭い、多額の借金を背負う羽目に。最後にただ一人残された勇者は、虹の翼を持つ古びたフェリーへと乗り込み、北の大地を目指して次なる略奪の大冒険へと旅立つのだった。
THE END
……なわけがない。
原文記事
- 『ニュージーランド ワーキングホリデー旅行 NZ 2006|一人旅アドベンチャー』
- 『ニュージーランド旅行から1年後 2008|一人旅アドベンチャー』
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