SNSの喧騒の中に身を置き続けていると、人間の隠された多様な素顔が自ずと見えてくるようになります。今日はその中でも特に象徴的な一面――肥大化した自己愛とエゴイズムが織りなす振る舞いについて語ってみたいと思います。

その場の主導権を握り周囲をコントロールしたいと願う人間は、物事を無限に誇大化させる奇妙な習性を持っています。たとえ目の前で話しているのが単なる「1個のリンゴ」についての世間話であったとしても、彼らは話題をあっという間に大宇宙の果てへと引き延ばしてしまいます。気がついたときには、肝心のリンゴなどどこかへ消え去り、不可解な宇宙のビッグバンの中に飲み込まれてしまっているのです。

しかし、そんな人物が自らの脆いプライドを的確に突き刺すような鋭い指摘に直面したとき、その態度は一瞬にして豹変します。今度は相手を徹底的に貶め、矮小化することに全エネルギーを注ぎ始めるのです。

こちらが依然としてリンゴの話をしているだけにもかかわらず、彼らは相手を「世界を脅かす邪悪な宇宙怪獣」に仕立て上げます。そして自分自身の「崇高な使命」として、全人類に号令をかけてあなたを一斉攻撃させようと煽り立てるのです。もちろん、扇動している当の本人は古びたアパートのソファに深く腰掛け、冷たい飲み物をすすりながら、自分が巻き起こした騒動を高みの見物と洒落込んでいるに過ぎません。

こうした手合いは、現実にもネット上にも決して少なくありません。彼らが真に美しい理想や社会の進歩に関心を抱いたことなど一度としてありません。彼らが執着しているのはただ一つ、「自らの脆弱なガラスの自尊心を少しでも脅かす者は、すべて許すべからざる敵である」という歪んだ生存本能だけです。そして敵と見なした相手に対しては、手持ちのあらゆるリソースを動員して完膚なきまでに叩き潰そうと躍起になります。

もっとも、彼らが「全力のリソース」と呼ぶものの正体は、往々にして単なる真っ黒な墨汁のような悪意の飛沫に過ぎません。それを四方八方にぶちまけて世界を暗闇に染め上げ、相手を汚すことさえできれば、彼らは一時の優越感に浸って満足するのです。しかし、撒き散らされた騒音の後に残されるのは、あまりにも貧相で哀れな自尊心の残骸だけなのです。

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