2025年4月8日未明、中日本高速道路(NEXCO中日本)のETCシステムが更新作業の不具合で全面ダウンし、高速道路の料金所ゲートが開け放たれました。

当局は臨時料金所を設置せず、「全車を無料通行させ、帰宅後に走行距離を自己計算して追納してください」と呼びかける異例の措置を取りました。東京から京都、北海道から九州へとドライブする旅行者にとって驚くべき出来事であり、海外の旅行者からも「これが日本の魔法だ」と信頼社会を讃える声が上がりました。

翌日には専用の追納ウェブサイトが開設され、わずか1日で2万4千人のドライバーが自発的に支払いを申し出ました。

ただし、この美しいエピソードには現実的な側面もあります。障害発生中の38日間に走行した約92万台に対し、自主追納に応じたのは2万4千人にとどまりました。信頼を重んじる文化の中にあっても、人間の行動の現実は一筋縄ではいかないことを物語っています。

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