LiteSpeed Web Server をベースにしたサーバー環境において、「CyberPanel」の管理インターフェースから新規ウェブサイトを作成した際、ブラウザからドメインにアクセスしても「403 Forbidden(アクセス拒否)」や「404 Not Found(ページが見つかりません)」といったエラーが表示されることがあります。
このような問題が発生した場合の基本的な原因と、段階的なトラブルシューティング手順をまとめました。
1. .htaccess ファイルの存在と設定内容の確認
ウェブサイトのルートディレクトリ(通常は /home/domain.com/public_html/)に .htaccess ファイルが正しく存在しているか、またリライトルールが正しく記述されているかを確認してください。
特に WordPress サイトを構築している場合、パーマリンク設定と連動する .htaccess ファイルには以下の標準リライトルールが正しく記述されている必要があります。
# BEGIN WordPress
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteBase /
RewriteRule ^index\.php$ - [L]
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
RewriteRule . /index.php [L]
</IfModule>
# END WordPress
この設定が存在しない、または破損している場合、トップページ以外の固定ページや投稿ページにアクセスした際に 404 エラーが発生します。
2. ファイルおよびディレクトリの権限(パーミッション)の確認
Linux サーバーにおけるパーミッション(権限設定)が厳格すぎる場合、ウェブサーバー(LiteSpeed / OpenLiteSpeed)がファイルを読み込めず 403 Forbidden エラーを返します。
CyberPanel のファイルマネージャー、またはターミナルから適切なパーミッションが設定されているか確認してください。
- ディレクトリ(フォルダ)の推奨権限:
755(rwxr-xr-x) - 一般的なファイル(.php, .html など)の推奨権限:
644(rw-r--r--) - .htaccess ファイルの推奨権限:
644
また、ファイルの所有者(Owner / Group)がサイト固有のユーザーアカウントになっているかもあわせて確認してください。
3. サーバーキャッシュおよびブラウザキャッシュのクリア
LiteSpeed に組み込まれている強力なキャッシュ機能(LSCache)や、CDN(Cloudflare 等)、あるいは利用中のブラウザに残っている古いキャッシュが原因で、一時的な 404 エラーがそのまま表示され続けるケースがあります。
- CyberPanel 管理画面から LiteSpeed のキャッシュパージを実行する
- ブラウザのスーパーリロード(Ctrl + F5 / Cmd + Shift + R)またはシークレットウィンドウで再アクセスする
4. Web サーバー(LiteSpeed / OpenLiteSpeed)の設定再読み込み
CyberPanel で新しく追加したバーチャルホスト(Virtual Host)の設定が、LiteSpeed Web Server Enterprise または OpenLiteSpeed プロセスに即座に反映されていない場合があります。
CyberPanel のダッシュボードから LiteSpeed サーバーを再起動(Restart LiteSpeed)するか、ターミナルで以下のコマンドを実行して設定を再読み込みしてください。
# OpenLiteSpeed の場合
systemctl restart lsws
設定が正しく再読み込みされることで、新規作成したドメインのバーチャルホストが正しくマッピングされ、エラーが解消されます。
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