「00961794051」という見慣れない番号から固定電話に着信がありました。「009」から始まる番号は、台湾国内の市外局番ではなく、国際電話の識別番号です。
着信に出てみると、落ち着いたトーンの女性の自動音声で「こちらは中華電信です。お客様の電話料金が延滞しております…」という案内が流れました。
なぜこれが100%詐欺だと断言できるのか?
通信業界の運用実態を知っていれば、この着信が完全な詐欺であることは明白です:
- 正規の督促に国際回線は使われない:台湾の中華電信が国内の顧客に対して料金督促を行う際、わざわざコストのかかる海外回線(009プレフィックス)を経由することはありません。
- 個別の契約者名を名乗らない:正規の案内であれば、契約者の氏名や回線番号が特定されていますが、詐欺音声は不特定多数への一斉発信(ロボコール)であるため、極めて一般的な文言しか使いません。
- 即時切断と金銭要求への誘導:オペレーターへの接続を促し、警察や検察の偽装部隊へと電話をたらい回しにする「劇場型詐欺」の典型的な入口です。
不審な電話への対処ルール
不審な発信番号に対しては、以下の原則を徹底してください:
- 指示に従ってボタンを押さない(相手に「有効な電話番号」と認識されるのを防ぐ)。
- 個人情報、クレジットカード番号、銀行口座情報を絶対に伝えない。
- 不安な場合は一度切り、請求書に記載された正規の公式窓口へ自分から掛け直す。
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